マレーシアの陶磁器メーカー claytan社製のカップです。 Claytan社は1920年に設立された老舗メーカーで、日本で言うとNIKKOや白山陶器のような会社だと思われます。緑色の花が繊細かつ美しく描かれており、 ノスタルジーとどこかモダンな印象も与えてくれます。スタック可能です。 マレーシアでもコーヒーは有名なのですが、元々このカップはとあるコーヒーショップのために作られたものと聞きました。 現在では生産されていないようなのですが、made in china のリプロダクトがかなり出回っています。 10枚目の写真はその中国製造との比較画像です。画像では分かりにくですが、持ち手、口、素材感、絵付けの繊細さ、色など、 オリジナルと比較するとその品質の差は歴然としています。 リプロダクトが多く作られている背景には、このカップが当時(1960年代〜70年代?)かなりポピュラーで、様々なところでも使われていたというような、 「一般的な製品」だったということなのではないでしょうか。…